マインドフレア

同僚にとても心配性な男がいる。
自らの事、会社のこと、何につけていつも悩んでいる。
そのうち、天が落ちてくるんじゃないかとか言い出すかもしれない。
しかし、その心配は全く無駄と言わざるを得ない。
簡単に分けて考えてみると、
「〜が起こりえるかもしれない」「その結果、何も無かった」
病的心配性の男からすれば、結果として何も起こらなかったから良いのかもしれないが、
何も起こらないものをずっと考えてるほどアホらしいものはない。
神経を消耗しただけである。
「〜が起こりえるかもしれない」「その結果、その通りになった」
病的心配症の男からすれば、ほら見ろやっぱり思った通りになった!
と言うかもしれないが、起こり得るかもしれない事に対して
何の抵抗も回避も出来なかったのだからただのアホである。


また違った考え方をしてみると
「〜が起こるなんて考えていない」「その結果、何も無かった」
本人が何も知らないままに何も無いケースである。
まぁ実際の所、現実的にはほとんどがこれなのであるが、
考えていなかったのだから気付くわけもない。
起こってしまった不運にばかり目が行き、
気付かない起こらなかった幸運には誰も目を向けようとはしない。

「〜が起こるなんて考えていない」「しかしそれは起こった」
あなたは6年と36日後に車に轢かれて死にます、
と知らされてその期間を普通に過ごせるか?
何も知らなかった場合、その直前までは普通に過ごすことが出来る。


いろいろ偉そうな事をのたまったが
「何も考えないで生きていく」のが一番幸せって事だよ。たぶん。
とは言え、何も考えないと言った割に上記の通り考えてしまっている。

………
………
考えることを、考えない
考えないことを、考える

入れ替えただけで天地の差

狂気の日記5


タキノレコーズよりニューアルバム「逆アナライズ」発売!
1.農閑期
2.農閑期-Remix-
3.農閑期-DJ MOTIGOME Remix-
4.ソイジョイフルハウス
5.六甲のおしい水
6.農閑期2-トーホク・アクセラレーション-
7.農閑期アカペラversion
8.ヒャクショーバーニング〜農家を焦がす黒い太陽〜
9.恋愛コンバイン
10.農閑期Instrumental
11.農閑期Liveversion