真の鬱アニメ、それは「サザエさん」

いや内容がではなく時間帯が。
だってそうだろう?日曜日の午後六時半頃なんて
みんな鬱ですよ、日本国民の三割が自殺志願者ですよ。
これだけ面白いアニメなのに、見終わった後はせつなさと
悲しさと焦燥感ばっかり残ってしまうしな。
もうこの状態でサザエさんにジャンケンで負けたら
どれだけの成人男性が中央線とお友達になるかわからない。
だがしかし、だがしかしだ、いつまでもサザエさんで鬱に
なる俺ではない。俺が編み出した究極奥義はこれだ。
まずサザエさんをビデオに撮る(このときCMはカットしない
のが望ましい)次に平日に有給休暇をとる。
そして平日休みの午前中に録画したサザエさんを見る。
これはかなりお奨め、もう世界中に敵が一人も居なくなった
ような感覚になれる!宇宙の真理を掴んだような気分に
なれる!空が山が海が中島がオレを祝福してくれている
ようだ!それに午前中に東芝のCMを見るなんてゾクゾクもの
でございますよ。
そもそもサザエさんは夜のシーンよりも昼のシーンが多い
から、今サザエさんを見ている環境とのリンク感が凄い、
具体的に言えば公明党創価学会くらいリンクしてる。
ゼルダの伝説の主人公くらいリンクしてる。


それに「午前中のサザエさん」を体験する事によって
「日曜六時半の鬱サザエさん」への耐性も付く。
「ハッハッハ!録画して平日に見る事も出来るが、あえて
日曜日に見てるぜ!オレはビッガストなMANだからな!」