あずまんがラウンジ三周年

takino132006-02-13

あずまんがとの出会いか…。
あれはのう、今の仕事に就いたばっかりでオレは心が不安定だったんじゃ。
給料を貰っても使い道が思い浮かばないくらい疲れていてな、
外出するのも億劫であった。
そんな感じだったから、給料が出ると漫画を買いまくって家で読むのが
最大の娯楽だったのよ。
そして五月のある日、また漫画を買いに行こうと本屋へ行った。
そこで目に留まったのがあずまんが大王よ。
「私を買え、私を読め」とオーラを発して俺に囁いてきた。
なんかよくわからんが何かを感じた俺は、あずまんが大王を持ってレジに並んでいた。
そして家に帰って読んで見た。
オレは涙が出たね。これこそ俺が読みたかった漫画だ。
あずまんがはオレの心の夜に浮かび上がった明けの明星だった。
もう何回も何十回も何百回も読んださ。
どんなに仕事が辛くても、あずまんがを読めば苦にならなくなった。
そして漫画では飽き足らず、DVDも買い求めようと思った。
しかし山形ではそんなもの売っていない。
そこでオレは東京まで出かけてDVDを買った。
一人で遠出したのはそれが初めてだった。
DVDを買いに一人で旅行した。という刺激により、俺に眠っていた
「旅人」としての素質が目を覚ましたのだった。
俺が旅してきた稚内根室、山口、長崎、鹿児島…
全てはあずまんが大王との出会いがさせたこと。
また、もっとあずまんがを知りたいという欲により、
今まで触った事もないPCを買い、インターネットを始めた。
ネットとの出会いがオレの世界をまた広げてくれたのだ。
ネットであずまんがを調べているうちにこのラウンジに出会い、
友人も数多く出来た。
もしも俺があのときあの本屋であのあずまんが大王に出会わなかったらどうなっただろう?
それは単純に一つの漫画を読まなかったという事では済まないだろう。
旅人としての俺とラウンジでの俺、その二人の俺はこの世に生まれなかったに違いない。
オレは心の底からあずまんが大王に感謝している。
そんなあずまんがラウンジも既に三周年。
そのあずまんがラウンジにあげるのは、もちろんヴェルタースオリジナル

なぜなら彼もまた、特別な存在だからです。