車とは！己の魂が具現化されたモノなのだ！

車を見れば、その持ち主がどんな人間なのかがある程度想像できる。
ボディーカラー、グレード、装備しているオプション等等
その車のその色のそのグレードのそのオプションを装備したのは
偶然ではなく必然なのだ。

車に自我は無く、人が乗っていない車はただの機械である。
しかし、その機械を運転するとき、
人の代わりに雨に打たれ、
人の代わりに走り、
人の代わりに人に見られる。
車とは、己の魂が具現化されたモノ。
己に足りないモノを
己に似ているモノを
己を表すモノを
人は車に求める！

だから、車を選ぶならば真剣に選ばなくてはならない。
一台の車に、一体何年間乗り続けるだろうか？
大体5〜10年は乗るだろう。
20歳から70歳まで車に乗るとして、
5回から10回くらいしか魂を表すモノを選ぶ機会は無いのだ。
もし適当に選んで後悔してしまったのならば、
それは所詮機械でしか無いのだ。
見栄を張って高い車を選んでも良い、
経済性で安い車を選んでも良い、
よく考えて選んだのならば、
それは己の魂をよく表したモノになる事に違いないのだから。

オレはあの車が欲しい！
「力」と「英知」を象徴したあの車を我がモノとしたい！
己に無いものを！成りたい未来を！
この掌中に掴み取りたいのだ！