シチュー引き回しの刑

豚肉が安かったのでクリームシチューを作ってみた。
(50分後)
出来た。
…これは…なぁ…?
せっかくなので街の人たちに試食して頂きました。
その感想を抜粋します。
「え、これ食べ物?」
「生まれてきた事を今初めて後悔した」
「刑務所の飯がご馳走に思えるね」
「カレーじゃないのに色がカレー」
「これはまさにジャイアンシチューの体現」
「一口食べたら身体の震えが止まらない。本当の意味で」
「希望が残されてないパンドラの箱
「三日三晩これが食べられるって言うならオレは今すぐ自殺するね」
「味が毎日香なんですけど」
「スプーン溶けてきたぞオイ」


くっ これは酷い…。
捨てたいほど不味いけど、不法投棄で1000万円以下の罰金の罪に問われたくないから
我慢して食べる。
泣きながら食べる。
うう、不味くて死にそうだ。
しかし私とて士族の端くれ、死中に活を求める精神で乗り切るのだ。