10年とちょっと前の思惑

10年とちょっと前、時は世紀末。
古い何かが終って新しい何かが始まるという期待感は確かにあった。
その頃オレは18歳で、成人を前に何かから脱却しようとする躍動感があった。



そして現在である。
あの時感じていた何かとは一体何だったのだろうか?
世紀末の疾走感… 始まってしまった失踪感…