巨大都市は知っている。海が邪悪を孕んだことを(鈴木光司『仄暗い水の底から』より)

ほんのちょっとした水溜りにすぎないんだ。
配管から漏れて出来た水溜りに過ぎない筈なんだけど
停滞した水というのはこんなに汚らわしい感じがするものか?

金魚買うときに使うエアーポンプがあるけど
あれは酸素を送る目的以外に
水に細かい動きを与えて停滞させない、というのがあると思うんだけどな。
「水は低きに流れる」と言う、あまりいい意味では使われない言葉があるが
留まって澱んだ水に比べりゃよっぽどマシよ。