鮭トバで殴りかかるパール

オレが昨日泊まったのは「賢島」って所だ。
インテリジェンスアイランドとでも表記しておけばいい。
とりあえず今日は大王崎という場所に向かうぞ。
結構走りにくい漁村を抜け、駐車料金300円を払って大王崎へ。
くそっこんなとこでも金を取るのかよ。
灯台へ至る道の途中、やけに真珠を売る店が多い。
どうやらこの辺りは真珠が名産らしいぞ。
そういや昨日の晩飯にアコヤ貝が出てたな。
店のおばちゃん「兄ちゃん真珠安いよ」
「それ、ペ○スのカリに入れられますか?」
「えっ?」
「いや、なんでもないです」
灯台の入り口で200円支払い、長い階段でてっぺんへ。
上まで登れる灯台って案外珍しいよなぁ。
稚内も竜飛も立ち入り禁止だったし。
うわぁ下にいる人が蟻みたいに小さく見える!
これでもかと10円ガム投げつけたくなる。
あれ白い奴出ると損した気分になったよね?
別に味が変わるわけじゃないってのにさ。






結構時間が空いてるので伊勢神宮へ行くことにした。
平日だから道中ガラガラで良いぜ、
内宮へ渡る橋の掛け替えをしてた。
20年くらいで作り直すんだろうな。
あそこにある建設機械もただの建設機械じゃない、
選び抜かれに選び抜かれた「神の重機」に違いないぞ。
参拝を終え、おかげ横丁伊勢うどんを食う。
美味しいけど四国の人が食ったら卒倒するくらいコシが無いよね。
オレは柔らかくてモチモチしたうどん好きだけどさ。





さぁこの旅のメインイベント!「鳥羽水族館」へとやって参りました。
みんなも水族館好きだろ?オレはシーチキン並に好きだぞ。
何?そんなことはないお前より水族館を愛しているだって?
甘い!甘すぎる!アスパルテームだ!
オレは小学生の頃、水族館に連れて行ってもらえた事が嬉しすぎて
入り口で滑って転んで病院に運ばれたことがあるくらい水族館が好きだ!
バカすぎだろオレは…。
この水族館は何がいいって見学順路が無いのがいいんだ。
好きなところを好きなだけ見れるってわけなのさ。
ひまじんで生物部長だったオレにはぴったりだ。
それに水族館に行くなら平日に限る。
家族連れやカップルが少なくてゆっくり見学できるからな。
ただ、小中学生供の遠足に重なったりすると、さらに悪夢となるのだが。
外の広場でセイウチショーが行われるらしいので見に行った。
出てきたセイウチが何故か妹の姿と重なって仕方が無い。
こんなに似ていない兄妹も珍しいぞ。
痩せてればそこそこなんだがな…
順路が無く見放題なのをいいことに4時間半くらい鳥羽水族館にいた。
入館料2400円の元を取りすぎだろ。
特に印象的だったのが
アジアアロワナ綺麗(こいつ相当高いぜ)
・やけにサービス精神旺盛なスポテッドガー(ガーかわいい)
・レッドスネークヘッド!カモン!(オレのレインボースネークヘッドの何十倍の大きさなんだ)
・あれ?また妹が…と思ったら寝てるマナティだった(似すぎだ)
・青いエビはあまり美味しそうに見えない
ダイオウグソクムシは防御255 性格はのんき(竜の舞+げきりん?効かないぜ)
・ハリスホークを持ってたお姉さんが美人だった(でもあの鷹の出番あれだけかよ)



思う存分満喫し、今日は素泊まりなので夕飯を求めて鳥羽の街へ。
教えてもらった食事処は休みだったり、
駐車場が無かったりで街中を彷徨う。
結局、駅前のかっぱ寿司で腹を満たす。
カッパー寿司があるならラムダ寿司とか無いのかな。
旅館に着き、窓の外を見るとやけに大きな船が湾内に停泊している、
あれ護衛艦じゃないか?
真珠を密漁しようとする輩には容赦なくハープーン射ち込むに違いない。
まず風呂、まずは風呂だ。
露天風呂があるけど、眼鏡外すとどうせ何も見えないし屋内でいいや。
早い時間だったので大浴場独り占め。
湯船の隅っこに裸婦の銅像が置いてある。

何を思ったかオレは像の後に回って手を伸ばし、
乳を揉みながらお尻にアレをあてがう。
「ん?こんなに乳を硬くしてどうするんだ?」
…今ここで誰か入ってきたら、オレはド変態扱いだろうな。
…あ、あれ? フル勃起した!勃起した!
もう何と言うか人としてダメじゃねオレ。
27歳最後の夜にやったのが、
銅像にチ○コ押し付けて大浴場で大欲情ですよ。
でも出しはしなかったぞ。オレは分別ある紳士ですからね。