幾寅は南富良野なのか

苫小牧へ向かう道を外れ、かなやま湖畔を走る。
途中すれ違ったライダーが稚内で出会った白い250TR乗りの兄さん
だったような気がしたが、この広大な北の大地で起こり得るのだろうか?
しかし、そんな偶然を信じる純粋な気持ちにさせてくれるのも
この広大な北の大地である。
途中、物陰にレーダーパトカーが潜んでいた。
噂には聞いた事があったが、本当にこんな所で取締りをしてるのか。
せっかくの楽しいツーリング最終日に嫌な思いはしたくない。
まぁスピードを出してるわけでは無いから後ろめたさは無いのだけども。
ダム湖畔を走り抜けて小さな街に入り、駅を目指す。
映画「鉄道員」の舞台となった駅、幾寅である。
駅の周りには映画で使用されたセットが置いてあり、
見ていると結構楽しい。
何人かの観光客が来たり去ったりしているのを見ると、
この幾寅も結構有名なのかもしれない。
帯広と富良野を結ぶ国道がすぐ近くにあるので、
休憩ついでに立ち寄っているようだ。