2006-07-08 冷たい海 やけに車の流れが早い日高国道で一路南下する。 先ほどまで良かった天気だが、苫小牧が近づくに連れて 雲が多くなっていき、今すぐに降り出してもおかしくない。 北の大地が別れを惜しんでいるのだろうか。 日高の山の中を走りぬけ、ついに海が見える。 希望を胸に太平洋を渡り、眩い最北の夕日が日本海に落ちゆくのを眺め、 オホーツク海を友に長い長い道を走りぬけたこの旅。 そして今、また太平洋に帰ってきた。 この旅の終わりが目前にせまって来たらしい。